葉酸は妊娠したい女性に不可欠

葉酸は妊娠を望む女性に必要不可欠
妊娠を望む女性に必要不可欠なものが葉酸です。
葉酸の栄養所要量は、
妊娠を計画している、あるいは妊娠の可能性のある女性は、一日あたり 400μg の摂取が望ましいとされます。
葉酸を多く含む食品は、レバー、緑黄色野菜、果物です。
ただし、調理や長期間保存による酸化によって葉酸は壊れるため、
新鮮な生野菜や果物が良い供給源となります。
大量の飲酒も葉酸の吸収および代謝を妨げますので
控え気味にしてください。
葉酸を含む主な食品を上げますと
1.からし菜 310μg

2.みずかけ菜 240μg

3.ほうれん草 210μg

4.ブロッコリー 210μg

5.グリーンアスパラガス 190μg

6.いちご 90μg

7.マンゴー 84μg

8.鶏レバー 1300μg

9.牛レバー 1000μg

10.豚レバー 810μg
注意:レバー類の大量摂取はビタミンAの過剰摂取の心配があります。
葉酸はほうれん草の抽出物から見出された水溶性のビタミンB群の一種です。
葉酸はその名称から植物性食品だけに含まれているように思われますが、
動物性食品であるレバーなどにも多く含まれている栄養素です。
葉酸はたんぱく質や細胞の合成に関与しますので、
日々たくさんの細胞分裂をして成長するおなかの赤ちゃんに大切な栄養素なのです。
 
葉酸の大きな働きは:

1.赤血球をつくり貧血を予防
2.アミノ酸の合成に関わることから動脈硬化を予防
3.遺伝物質DNAを構成している核酸の代謝に関わり、胎児の正常な発育を助けます。
葉酸不足になると:
正常な赤血球がつくれず悪性の貧血になったりします。
貧血に悩む女性は多いですが、葉酸不足の貧血は一般的な
鉄分不足の貧血とはタイプが違う貧血なのです。
血中に動脈硬化をすすめてしまうホモシステインが増えてしまいます。
ホモシステインというのは肝臓で作られるアミノ酸の一種で、
大量に発生すると活性酸素を作り出し、
動脈硬化を導くことにつながります。
このホモシステインという物質を減らす手伝いをしているのが葉酸です。
妊娠初期の葉酸不足は、胎児の神経系障害の発生リスクが高くなるそうです。

受胎前に十分な葉酸をとることで、神経系の障害のリスクが低減できる
ことが多くの研究からわかってきました。
胎児奇形の発生予防のため、葉酸の必要性が高まってます。
 
葉酸は妊婦さんだけに必要な栄養素ではありません。

葉酸をしっかり摂取していると、正常な赤血球が形成されます。
健康な母体に健康な赤ちゃんが宿りますから、妊娠を望む方には
妊娠前から葉酸をしっかり摂ってくださいね。
葉酸を食品から毎日摂取するのは難しい場合は
サプリメントを上手に利用しましょう。
妊娠を目指す女性は積極的に葉酸を飲みましょう
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